郊外へでても落葉しているだろうから、都内の公園へ行ってみた。
紅葉が見られて、ついでに何か撮れればよいと思って歩き出す。
下の池の遊歩道を行くと水鳥が群れていたが、暖かさの影響か、最近の餌やり禁止の影響か冬鳥は数は少ない。
取り敢えず2種類撮って、紅葉が見られなかった時の保険をかけておく。

マガモ

バン ここでは留鳥か?
この他に、カルガモ、スズガモ、オオバンがいたが、いい写真が撮れなかったのでパス。
周囲を見回すと、何本かお目当ての紅葉や黄葉している樹が何本かある。
紅葉、黄葉の7連発です。







といっても、きれいな所をいいとこ撮りだからあたりまえか。
台風による塩害も影響して、すでに枯葉状態の木々も見える。
上の池ではじっと佇むアオサギ

何を考えているのだろうと眺めていたら、にらみ返された気がした。
以前、この池畔でムラサキシジミが越冬しているのを見つけたことがある。
ムラサキシジミやムラサキツバメは毎年同じようなところで越冬するので、常緑樹のなかを丹念に覗き込む。
チョウはいなかったが、今が発生の最盛期となるガを見つけた。

クロスジフユエダシャク
ガの仲間では珍しく昼間活動する。
フユシャクの仲間の雌は、翅が無いか退化して飛べなかったり、雄、雌とも口吻が退化して餌を取らないが、一ヵ月位生きるという特徴がある。
寒い時期に羽化しなくても良いのにと思うが、鳥たちにとって冬の間の貴重な蛋白源となる。
自然のメカニズムの不思議さを感じさせるガだ。
駐車場へ戻ったら、友人が亡くなったと連絡が入った。
小学校の6年間ずっと同じクラスで、つい最近までクラス会の世話役を一緒にやるなど長い付き合いの友人だった。
最近は同い年か年下の訃報が増え、年賀状のリストから3人削除した。
気持ちの整理がつかず、このブログをアップするのが遅れた。