前回、近所のサクラを掲載したが、あれから気温の低い日がつづいたのでもう一度様子を見に行った。
行ってビックリ、まだ全然咲いていない。
途中のわりあい大きなサクラの木はちらほら咲いていたので期待したのに、ここは若木が多いからまだのようだ。
サクラは樹齢によって開花時期が変わるらしい。
さてどうしょうかと思案していたら、ハクセキレイが飛んできたので取り敢えずパチリ。

ハクセキレイ
前から気になっていた林へ行くことにした。
林の縁で、エノキ発見。
私はエノキを発見する名人で、落葉していても、車で走っていてもすぐ判る。
もしやと思って幹をチェックしてみると、アカボシゴマダラの幼虫を見つけた。

直射日光を避けるようにして、木の又の部分についている。


こちらは気温があがったからか、上の方から降りてきた。
この幼虫たちは春の気配で落ち葉の裏から這い出て、登って来たのだろう。
だが、エノキの芽はこんな状態だ。

今日以降、気温が上がる予想なので、お食事ができるのはもうすぐだ。
それまで少しの辛抱。
エノキは邪魔者扱いで、ある日突然切られてしまう事がある。
この幼虫たちが羽化するまで観察できるかどうか判らないが、こちら方面へ来たときの楽しみができた。
このあと、林の中へごそごそと入ってみた。
急な斜面を登り、ふり返ると遠くに菜の花の咲いているのが見えた。
篠竹が繁茂し、日当たりの悪い林は何も収穫がなかったので、菜の花畑へ転進した。
畑の畔に、春をみつけた。

ツクシ

ホトケノザ
菜の花畑では、モンシロチョウがわらわらと飛んでいる。

モンシロチョウ
花の中へ入って行くチョウがいるので産卵行動を期待したが、雄ばかりのようで期待外れだった。

キタテハも飛来した。
越冬明けにしてはきれいな個体だ。
久しぶりにチョウの写真をたくさん撮って、サクラが咲いていなかったストレスを発散した。