2013年03月13日

正丸峠を越える

秩父へセツブンソウを見にいった。

出発の前夜、マピオンでチェックする。秩父へ行くには、関越道 花園IC経由で行くのが普通だが、行きは三十数年ぶりに正丸峠を越えてみようと思った。
田無から小手指付近までは、さいたま緑の森 博物館へ行く道順と同じなので問題ない。
あとは、所沢入間BP,飯能狭山BPを直進すれば良い、片道90キロくらいだ。

先週ちょっと体調を崩したので、出発は起きたときの様子で決めようと思い、こういう時一緒に行く友人には声をかけずにいた。季節の変わり目の体調維持はなかなか厄介で、先の約束がむずかしい。
途中でダメだと思ったら、戻ってくればいい。

朝、目覚めたら大丈夫そうなので、7時前に家を出る。
早出したお蔭で所沢市内の渋滞にもあわず、1時間ぐらいで所沢入間BPへ入ることが出来た。
案内標識にも直進、秩父とでてきた。

周囲の景色が山里らしくなって、峠への登りが始まる。西武池袋線と絡みながら走るのは昔のままだが、私の記憶より道路の幅は広くなり、きついコーナーも少なくなったようだ。
そして正丸トンネルをくぐって、あっさりと横瀬町へ着いてしまった。

まだ運転免許を取って間がないころ、今日とは反対に、秩父から飯能へ正丸峠を越えたとき、トンネルは無く、舗装の悪い峠道であった。飯能方面への長い下り坂で、フットブレーキを使いすぎてベーパーロックをおこし、路肩へ車を寄せ、ブレーキが冷えるのを待った。ディスクブレーキを装着した今の車には無縁の話だが、ベーパーロックって、免許をとるとき自動車学校で今でも教えているのだろうか。
後年、関東甲信方面の林道を走りまわり、数多くの峠越えをし、ラリーにも手を伸ばす、そんな原点が正丸峠だったような気がする。

トンネルを抜けて、やや下るとここへ着く。
昔から道の駅の看板を見つけると、ついフラフラッと寄りたくなる、慢性で重症の「道の駅」病だ。

道の駅 果樹公園あしがくぼ@秩父.jpg
道の駅 果樹公園あしがくぼ

秩父市内を抜けて、小鹿野町方面へ走る途中、ここへも寄った。「道の駅」病の再発だ。

道の駅 あらかわ@秩父.jpg
道の駅 あらかわ
幹線道路からややはずれた所にあり、他の道の駅に比べると小ぶりだが、山里自然館が併設されていて、滞在時間が長くなってしまった。


帰路は近くの温泉で一休みしたあと、花園ICへ出た。
平日のせいか波久礼駅前の渋滞もなく、関越道も順調で、練馬ICまで快適なドライブとなった。
そして関越を走りながら、「秩父事件の女たち」をもう一度ひも解いてみようかと思ったのは、今日が充実した一日だったからだろうか。
posted by massy at 18:57| Comment(1) | ドライブ・旅
この記事へのコメント
HP、快調に進んでいますね。いいですねー

私の所は圏央道「狭山・日高IC」から3km東京寄りです。
国道16号線「河原町交差点」から500mです。
家のすぐ近くに国道299号線があり、正丸や秩父には便利です。今は正丸峠もトンネルになり、行きやすくなりましたが、それ以前は長い葛折の峠越えでした。
寄居の話が出ていましたが、降雪時は正丸が通行止めになったりするので、寄居経由で長瀞側から秩父入りすることになります。

丁寧な写真撮り、これからも楽しみです。
Posted by Yoshida(Yassan) at 2013年03月19日 16:40
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