2016年07月06日

久し振りの川釣り

最近、自分の体力に合わない釣りはやめようと、釣り具の99%を処分した。
海の船釣り、ルアー釣り、餌木釣り、淡水のバス釣りのロッド20数本、リール20数台、仕掛けやオモリ、針にいたるまで、中古釣り具買取り専門店に持ち込んで査定してもらった。
それなりに良いモノも含まれていたので、2桁越えの金額が戻ってきた。
漁港でコマセしてアジ釣りをする道具と川釣りでヤマベ、ハヤを釣る道具だけ残した。

朝起きたら天気は良いし、頭を切り替えるために自然観察以外のことをしたい。 
それならと残しておいた川釣りセットを車に積み込んだ。
久し振りの川釣りだが支度は簡単でいい。

エンジンを掛けるころには、30年以上まえ子供たち3人を連れて行った川を行き先に決めた。
そこを目ざして、ひたすら走る。
2時間ちょっとでようやく着いた。

懐かしの川 B.jpg
橋の上から眺める懐かしい川、河原の様子も変わっていなかった。
梅雨の時期にしては水が少ないので、アユ釣り師も入っていない。

竿に仕掛けをつけて、足元の石をひっくり返して餌をさがすと、黒川虫はいるがチョロ虫がいない。
黒川虫は餌持ちが良いのだが、チョロの方が喰い込みが良く、鋭角的なアタリが出るので好きなのだが……。
黒川虫は伊那地方でつくだ煮にして食べるアレだ。
川底の石に着く苔の状態もよくないし、釣り始めたらカワムツばかりで、本命のヤマベ、ハヤは全く釣れない。
本命が釣れないので釣果の写真はなし。
上流にダムが出来て水温があがり、貯め水で水質も変わったのか昔のような川のイメージでは無くなった。

2時間も釣ったら、腰が痛くなった。
前屈みになってアタリを取る姿勢が腰に良くないようだ。
川も長い時間が経って変わってしまったし、楽しめる程度に釣果があったのでさっさと撤収した。

釣りをしている最中にいろんなトンボが飛んで来て、視界を横切った。
1日忘れるつもりだった観察心が目をさましたので、回り道して林道経由で峠を越えた。
腰伸ばしに車を止めたところで、久しぶりにアオゲラを見かけた。
証拠写真程度だが、テレコンを持っていなかったのでしょうがない。
準備不足のときにこういうシーンに良く出会う。

アオゲラ1 B.jpg
このアオゲラが短く鋭い声で鳴いた。
静かな林道に響いた。

アオゲラ2 B.jpg
林道を挟んだ向かい側の松の木にこれが飛んで来て、同じように鳴いた。
直線距離にして30mぐらいか。
しばらく鳴き交わしていたが、縄張り宣言かペアリングなのか良く判らない。
そのうち見えなくなった。

結局腰痛は5日ほど続いたが、腰痛体操と貼り薬で何とか治った。
子供達に釣りに行ったことを話すと、3人とも懐かしがって「行きたい…!」と言った。
今度は子供たちの嫁さんも連れて、川釣り研究会をやるか。



posted by massy at 21:51| Comment(0) | 釣り
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