2023年06月10日

連休中その2 DVDを焼く


先月の長かったゴールデンウィークの1日をPCの清掃に費やした。
翌日は、可成りな枚数が溜まった写真をDVDに焼いて保存した。
昔からDVDにデータを書き込むことを「焼く」というので、それを使ってみた。

手順としては、USBメモリを使ってメイン機の写真データをサブ機に移し、サブ機の光学ドライブでDVDに焼く。
なぜこんなややこしい事をするかというと、サブ機のDVDドライブは10年以上使っていて、いつ壊れてもおかしくないので、壊れるまでしゃぶり尽くそうという魂胆だからだ。
実際にやって見ると、予期せぬ出来事があった。

先ず、メイン機の外付けHDDに貯めてある写真データの約10ヶ月分3200枚(28GB)を32GB(3.2Gen1)のメモリースティックにコピーする。

USBメモリ.jpg
使用したUSBメモリ

ところが、コピーを開始すると所要時間が1時間40分と表示された。
メモリへの書き込み速度がメモリからの読み込み速度より遅い事は理解しているが、全部USB3.2の規格で通しているから速いと思っていたのに。

その上、何分かしたら「コピー中止中」の表示が出て、コピーが止まってしまった。
昔、USB2.0の時代に、同じようにコピーが止まってしまい、焦って途中でキャンセルしたら1ヶ月分の写真データを失うという事を経験しているので、ここは野球中継を見てジッと我慢した。
しばらくすると動き出したが、転送速度が数Kbpsと信じられないぐらい遅い。
ややしばらく待つと、数Mbpsになり、最後には50Mbps台まで回復した。
最後は席を離れていたのでいつ終わったか判らなかったが、優に2時間以上はかかったと思う。

サブ機を買ったときはUSB3.0の規格が一般的でなかったけれど、購入直後に急速に普及し始めたので、アマゾンで拡張ボードを購入して使えるようにした。
そこへ写真データの入ったUSBメモリを差し込む。
転送を開始すると「残り時間 40分」と表示された。
読み込み速度は速いはずだがデータ量が多いのでこんなもんだろうと、TVを見ながら待った。
トータルで3時間以上かかって、やっとデータの移し替えが終わった。

ここまでできたので、DVD作成ソフトのPower2Goを立ち上げる。
あとは手慣れているので一息いれてからDVDを焼く作業に取り掛かる。
手慣れているとは言え、写真データの日付けに細心の注意を払いながら、作業を慎重に進める。
DVDに焼いてしまうとPCにある写真データを消去してしまうから、ここで日付け順に移す写真データが抜けてしまうと永遠のおさらばになってしまう。
途中で何回も確認しながら、3枚のDVDを焼いた。
次に、ラベルプリントをして一丁上がり。
その後、各DVDの内容のログを作り、後日写真を探しやすいようにしているが、この部分は昔ながらのアナログな方法である。

昼から初めて、全て終わってやれやれと思ったら、夕飯の時間になっていた。
一日目は凄く手間取ったけれど、二日目は2枚やいたけれどデータの移行が済んでいたのであっさり終了した。
まだ昨年5月以降の写真データが残っているので、梅雨時の出かけられない時にでもやろうと思っている。

それ以来、ずっとUSBメモリへの書き込み速度の遅かったことが引っかかっていた。
USB3.2に対応したシステムで使用しているのだから、遅い筈がないと勝手に思い込んでいた。
それで、もう一度調べてみたら、意外なところにその原因があった。
上の写真にある32GBのメモリのプロパティを調べてみた。
ケースの上に書いてある公称32GBの容量は、2進法で計算する関係で実際は31GBしかなく、それをNTFSでフォーマットすると、空き容量は28.7GBになる。
ここへ28GBの写真データを転送しようとしたのだから、遅いのは当たり前だ。
通常は転送するデータに対して最低1.1倍の空き容量を確保したいので、28×1.1=30.8≒31という計算で公称容量的にはOKなはずだが、フォーマットにも容量を食われたら28.7GBになってしまう。
28.7GBしかない空き容量の所へ28GBの写真データがよく転送できたものだと思う。
時間も掛ったが、これらの数字を見ると冷や汗ものだ。
これからもUSBメモリを使う機会が多々あるので 、容量的に十分な余裕を見て使いたい。



posted by massy at 18:14| パソコン

2023年06月08日

連休編その1 PCの掃除


6月に入ってしまったのでちょっと前のゴールデンウィークの話。
今年のゴールデンウィークは9連休になると言われていたので、人出の多い所へ行くよりどこへも出かけず家に居ることにした。
その時間を利用して、PCの掃除と溜まった写真をDVDに焼いて保存することにした。
DVDの話は、連休編その2 のほうで。

パソコン.jpg
掃除するPC達。
パソコンデスク下の左がWin10 のメイン機、右がWin7 のサブ機、机上はWin11のノートPC。

ノートPCは中を開けて掃除できないし、稼働時間が少ないので、吸気口から掃除機で吸ってお終い。
サブ機はデスクの下に潜り込んでケーブルを5本外し、本体だけデスクの上に置く。
サブ機は稼働時間が少ないのでほとんど埃がついていない。
吸気口まわりをササッと吸って、裏蓋も外さずお終い。
この際だからと、キーボードは有線のままして、マウスだけ無線にした。

メイン機は表と裏に接続されている9本のケーブルをデスクの下に潜り込んで外し、よっこらしょと言いながら表に引っぱり出す。

ほこり.jpg
稼働して2年ちょっとで、これだけ埃が付いていた。
この部屋で服の脱ぎ着をするから、綿埃が付くのはしょうがない。
横蓋を開けて、スリットに付着している埃を丁寧に吸ってやる。

PC 内部.jpg
PCの内部
ファンが2個見えていて、左側のグラフィックボードにも1個ファンが付いている。

本体内部には外気吸い込み用、CPU冷却用、グラフィックプロセッサー冷却用のファンがあり、それぞれのファンの縁に薄っすらと埃が付いていて、掃除機を回しながらレンズを掃除するブラシで撫でて奇麗にした。
電源部の冷却用のファンは奥になっていて、簡単に掃除が出来なかった。
このPCは使われている構成部品が小さいのか中身がスカスカで、マザーボードがすっきりしている。
これなら冷却用の空気の流れも良く、安心していられる。

サブ機はこれに比べると内部がごちゃごちゃしていて、冷却が悪かったのか4枚(2GB×2、4GB×2)挿したメモリーの1枚が壊れ、ブルースクリーンが頻発するトラブルに見舞われたことがあった。
温度対策をした4GBのメモリーをペアで交換して、再発を心配しながら現在も何とか使っている。

次はいつ掃除するか判らないので、掃除機の口をあちこちに突っ込んで丁寧に埃を吸って、蓋を閉めて掃除終了。
再び机の下に潜り込んで、サブ機、メイン機の順にケーブルを繋ぎ、あいたたたと言いながら立ち上がったら半日過ぎていた。
2台の電源を入れて動作チェックをしたら、連休の1日が暮れた。



posted by massy at 17:10| パソコン