その合間を縫うようにいつも行くの川の定点観測地へ出かけていて、撮った写真を抜いたら結構な種類の冬鳥が写っていた。
今の時期、幼鳥やエクリプスのオスがいたりして判定の難しいことがあるが、時間を掛けて突き止めたときは何となくうれしい。
ただ、写真は10月末から11月半ばに撮ったものであることや観測地は数か所にわたっている事をお断りしておく。
オオバン
冬鳥一番乗りで、10月の最終週には飛来していた。
いまのところ20羽程度だが、これから続々到着するだろう。
マガモ
上陸して採餌している。
オスの頭が緑色なのですぐわかったが3番が飛来した。
キンクロハジロの幼鳥
色々なカモ類が入り乱れる中で、頻繁に潜水して採餌していたので、カイツブリだと思ってシャッターを切った。
帰宅してパソコンで見たら様子がおかしいので色々調べたら、キンクロの幼鳥だった。
スズガモのエクリプスかもと疑ったが、左のオスに小さな冠毛が出ているので間違いないと思う。
ホシハジロの幼鳥
頭頂部から嘴の先端へのカーブが独特なので判別は容易だったが、この場所へは初めて飛来した。

オナガガモ
エクリプスのオナガガモ、尾羽はまだ短いので?と思ったが、体の色からして冬羽一歩手前といったところだろうか。
まだ時期が早いので、これらのカモは定着するかどこかへ移動するか判らないが、これからコガモ、カイツブリも飛来してにぎやかになるだろう。
これらに混じって珍しい鳥がやってくることがあるので油断ならない。
冬鳥に混じって居着きの鳥たちも沢山いる。
コサギ
最近コサギを良く見るようになった。この写真には5羽しか写っていないが、全部で11羽集まっている。
脚の先が黄色いのですぐ判る。
コサギとアオサギのケンカ
餌場を巡ってアオサギがコサギを追い払っていた。
鳥の世界でも体の大きさがモノをいうのだろうか。
アオサギ
胸の飾り羽根がおじいさんの髭のように見える。
カワセミ メス
カワセミ オス
久しぶりの出会い。
一度終わった河川工事が再び始まって濁り水になる日がある。
濁り水になると全然姿を現さないがこの日はササ濁りだったので、この辺りまで遠征してきたらしい。
来年の繁殖期までに工事が終了してほしい。
冬鳥の飛来で定点観測に行かなければならないし、山の方へフユシャクというガを探しに行かなくてはならないし、年末まで結構忙しい。