昔ならサルスベリの花が満開になり、夏休みの宿題を本気でやらなきゃと考え出す時期だ、
なんとか間に合わせた宿題帳は殴り書きのような字で提出し、3年続けて昆虫標本を持って行って辻褄を合わせた。
一番苦手なのは作文で、原稿用紙3枚の文章に苦戦し、母が語る文章をそのまま代筆したようなもので原稿用紙を埋めて提出したが、先生は親が手伝ったなと判っていたに違いない。
それが今ではブログで文章を書いているのだから分らないものだ。
今では月1回以上のブログの更新が宿題だ。
SDカードを抜いて写真データを調べたが、ここに掲載できるようなものは2件しかなかった。

キマダラカメムシ 交尾

キマダラカメムシ 同一個体
1ヶ月前ぐらいから良く見かけるようになり、これから秋にかけて数を増やすだろう。
今年は暑すぎて他のカメムシ類は少ないが、南方系のこれは元気いっぱいだ。
近くの公園へ毎日のように出かけ、セミを探したり先月から観察しているシラカシの木を見に行っていた。
今日もシラカシの木を見に行った。
アリャ!、あれだけ居たシロテンハナムグリが1頭もいない。
前夜は短時間だが猛烈な雨が数回降った。
足元には雨に叩かれて落ちたのであろうセミの抜け殻が幾つも落ちていた。
もともと樹液が沢山出ている訳ではなかったので、雨で洗われて樹液が薄まりこの木は魅力がないとどこかへ行ってしまったのだろうか。
未練がましく木の上を見上げていたら、

アブラゼミ 交尾
初めて撮ったので貴重な写真となった。
あとはツクツクボウシの鳴き声を一声だけ聞いた。
8月の収穫はこれまでで、宿題を果たしというにはちょっと心苦しい。
連日の猛暑で熱中症警戒アラートが出ていたり、新型コロナの感染者数が高止まりしているような状況では遠くへ出かけるのを自粛せざるを得ない。
身内、親戚、知人など身近な人が何人も感染したと聞くと、普通にしていても今度は自分が感染するのではないかと思うようになる。
そういう事でブログに上げる記事もこの程度でお茶を濁すことになった。
気遣いすることなく出かけられる日が早く来てほしい。