2022年02月26日

いつもの所の水鳥たち

立春が過ぎて日差しが柔らかくなった気がする。
そんな陽気に誘われて、ここ半月ほど一日おきに観察しているいつもの所の水鳥たちを見に行った。

土手の上から川を眺めると、下流部と上流部の群に分かれていた。
最近、鯉釣りの人が両岸から仕掛けを投げるので、その場所を挟んで上流下流に分かれるようになったようだ。

上流部.jpg
上流部
こちらには80羽ぐらいいる。

下流部.jpg
下流部の群れ
ここに写っているのは一部で、こちらには250羽ぐらいが群れている。

最盛期は400羽ぐらいいたが、ハシビロガモが居なくなったので、オオバン、コガモ、オナガガモの3種でこの数になった。
水面が波立つほど北風が強く吹き付けた日には、1羽も見えないことがあったので心配したがちゃんと戻って来て安心した。
そろそろ番になる時期だが、オナガガモは2羽で連れ立っているが、コガモは愛より食欲で、餌を食べるのに忙しくディスプレイはもう少し先か。
オオバンはオス、メスが判らないのでペアを形成しているかよく判らない。

1週間ほど前の穏やかな日に、上流部の遠くに白いものが浮いて動いているように見えた。
大きさからしてコハクチョウぐらいなので、チャンスを逃すものかと早足で向かった。
400メートルほど歩いたら息は切れるし、心臓はバクバクするので、狙いの定まらないファインダーで確認すると、何と発泡スチロールが風に吹かれてゆっくりと水面を移動していた。
何と人騒がせなと思いながら、心臓が静まり、息が整うまでしばし立ちすくむという事件があった。

気温があがって春の気配が増すと、北の国を目指して飛び立つ準備を始める。
早いものは3月の初めから飛び立ち始め、3月末にはほとんど居なくなる。
中には連休前までのんびりしている小さな群がいたりする。

これから新しい種類の水鳥が来ることはないだろうが、これらの群れの変化を見るのが楽しみだ。



posted by massy at 22:31|

2022年02月17日

ノートパソコンの高速化

パソコンを使うとき、重い、軽いという言い方をすることがある。
重いとは、起動が遅く、アプリを操作するときの反応が悪いことを指し、軽いとは起動が早く、どんな操作にも素早く反応することを指す。

前の記事でノートパソコンは停電に対してデスクトップパソコンより優れていると書いたが、我が家には3年前に買ったノートパソコンがある。
WiFi経由でインターネットとメールが使え、ワードで文書を作ったり、エクセルで名簿の整理、パワーポイントでプロジェクターへ出力が出来ればいいと、予算10万で探した。
マイクロソフトのオフィスはホーム&ビジネスが必須だが、CPU,メモリー、オンボードグラフィックのスペックは大分妥協した。
このせいかどうか解らないが、立ち上がるのに10分近くかかるのどかなパソコンだ。
そのうえ、そんなに早くないキーボードからの入力に、一瞬間があってから表示される始末だ。
だから、このノートを使うときはいつも「重いなー」と思って、つい使うのを敬遠していた。

新型コロナの感染による外出自粛をうけ、半年前ごろからYuoTubuにハマっている。
歌謡曲、フォークソング、昔好きだった釣り、その他諸々を手当たり次第に見て時間を潰していた。
それらの中で、私の趣味であるパソコン関連を見ていたら、「Win10パソコンが重いを軽くして高速にする」という映像があった。
今までこの手のモノを見てきたが、初心者向けにしては説明の仕方が悪かったり、そんな程度で改善されるのかと疑問に思うような内容が多かったので最近は見ていなかった。
それでも、ちょっと覗いてみようかなと思って見てみると、具体的な操作説明とその内容の豊富さに驚かされた。
早速実行してみることにした。

パソコン2台.jpg
左側のデスクトップパソコンでYuoTubuを見て、説明通りに右側のノートパソコンを操作した。
丁寧に操作したので、1時間ちょっとかかって終了した。

一旦シャットダウンしてからスイッチを入れなおして使ってみた。
起動は大分早くなり、アプリの反応も良くなった。
残念ながら「軽い!」と言えるほどにはならなかったが、早さが体感できたのだから効果ありだったと思う。

今更だが、もう少し予算を掛けてハイスペックなものにしておけば、こんな思いをしなくても良かったのにと悔やんでいる。


posted by massy at 14:40| パソコン

2022年02月12日

停電

これは雪が降る数日前の話。
朝食にトースターを使っていたら、照明とテレビが切れた。
停電だ!!と思ったら、我が家はスマートメーターなので10秒ほどですぐ自動復帰した。
が、それだけでは終わらなかった。
最近の家電製品は曲者で、昔とちがって電気が来ましたハイ終わりという訳にはいかない。

起きてすぐエアコン2台をつけた。
この日は外気温が0℃だったのでなかなか室温が上がらず、フル稼働から80%ぐらい稼働の状態が長く続いていた。
常時オンのものは消費電力が小さいが何台か動いていて、そこへ照明とTVを点け、加湿器と空気清浄機を働かせ、しばらくしてパンを焼こうとトースターのスイッチを入れた。
パンを焼く時間は2分少々だが、別室のオイルヒーターの温調が運悪くONになり、アンペアブレーカー機能が働いて停電したようだ。

スマートメーターは10秒ほどで自動復帰するのだが、回復したのは照明、TV、冷蔵庫、小型ファン、オイルヒーター、XDSLのアダプターで、それ以外のエアコン2台、加湿器、空気清浄機、シャワートイレは停止したままになり、ルーターはエラーが出て、アクティブの表示ランプが緑色から橙色になっていた。
停止した製品はもう一度電源をいれてやり、シャワートイレは便座と水温の再設定をした。
ルーターは停電時間が短かったためエラーとなったようだ。
ルーターの取り扱い説明書には、1度電源を切ったら数分待って電源を入れるよう書いてある。
そこで電源のプラグを抜き、5分ほど待って電源を差し、再起動させたら復旧した。

全てが正常に働きだしたので、やれやれと冷めたトーストを食べていた。
その時、新しいディスクトップパソコンにはSSDという記憶装置が装着されているが、もしパソコンの電源が入っているときに停電したらどうなるのかと気になった。

朝食もそこそこに、早速検索してみた。
SSDは電気的な処理によってデータの読み書きをしているので、作動中に停電が起きるとセル(記憶する場所)の破壊が起き、部分的にデータの読み書きできなくなる。
極く稀にパソコンが立ち上がらなくなるケースもあるというような事がわかった。
この機会にSSDのメリット、デメリットを知ったし、トラブルを回避するには、バックアップをマメにとる事と無停電電源装置を使うと良いらしい事を学んだ。
当面はバックアップを取ることで対応し、いずれ無停電電源装置の導入も考えようとおもう。

今回は不注意で停電を起こしてしまったが、今まででも遠くで雷鳴が聞こえたら地域的な停電や落雷による高圧パルスに備えて、なるべくシャットダウンするよう用心していた。
その点ノートパソコンは内蔵の電池によって停電に強いという事を再認識させられた。



posted by massy at 00:08| パソコン