今年の夏の暑さは異常で、8月の猛暑日の記録を更新中だ。
先月エアコンを入れる前、頭痛がしたのでおかしいなと思ったら室内熱中症だったようで、水分を摂って事なきを得た。
それから意識して水分摂取に努め、エアコンを使うようになった。
だがエアコンはあまり好きでないので、温度設定は28℃にしている。
そんなある日、無線ルーターの隣にある収納ケースから書類を取り出そうとしたら手の甲がルーターに触れ、思わず「熱っ」と言ってしまった。

収納ケースの隣のルーター、その後ろ側の奥まったところにNTTアダプターが置いてある。
狭いスペースにも拘わらず、アダプターのほうはそれほど熱を持っていなかった。
部屋の温度も高く、ルーターは常時電源が入っているのである程度熱くなるが、収納ケース側は10mmほどしか隙間が無く、放熱がうまくいってない様だ。
表面温度を計ったわけではないが結構熱い。
半導体は熱に弱く注意が必要で、酷くなると熱暴走を起こし故障する。
改めてカタログを見たら、前後、左右5cmの空間を確保してくれと書いてあった。
やむなくここに置いていたのだが、もう少し放熱が良くなるよう考えた。

ルーターの位置をプリンターの奥へ変えてみた。
プリンターを少し前に出し、壁との間に30mmの隙間を確保し、少し手前側に傾けてあるので上辺では33mmの隙間となった。
わずか3mmだが、少しは効果があるだろう。
プリンターのほうも後トレイに干渉するかと思ったが何とかセーフ。
ルーターを移動したので奥のアダプター周辺にもある程度の空間が確保され、放熱も良くなっていると思われる。

上下に4個並んでいるLANケーブルの挿し口のうち下2つを使い、上2つは空とした。
暖かい空気は上へ行くので、空けた上2つの差込口から逃げるようにした。
このルーターの80cmほど斜め左上にエアコンがあるので、ルーバーを下向きにし、吹き出し口のフィンを右向きにして、風は直接当たらないがルーター付近の空気を動かすようにした。
これらの対策をしたので、エアコンの稼働中は全く問題なくなり、エアコンなしでも以前ほど熱くならなくなった。
そして、この向きにルーターを置いたことにより、内部に取り付けられているWiFiのアンテナの向きが変わる。
メーカーは電波を全方向に均等に出すよう言っているが、リビングでの通信環境が良くなるのではと期待している。